specht’s blog

主に漫画の感想を

図書館戦LOVE&WAR(1)/エマ/太陽の黙示録

 最近漫画を読みすぎて何を読んだか把握しきれなくなってきたので、今後はここに書き留めていこうと思う。ちょうど新年で区切りもいい。三日坊主にならないことを祈るのみ。
 今日読んだわけではないけれども最近読んで覚えているものをとりあえず。

図書館戦争 LOVE&WAR (1)」弓きいろ
あっっっっまい。久しぶりにこんなに甘いものを食べたので消化不良を起こした。なんというか砂糖甘い。アメリカのお菓子レベルの糖度に胃が受け付けず。美味しくないわけではないんだけどなあ…甘すぎてなあ…

「エマ」森薫
こちらは上品に甘い。ものとしてはベタベタの身分差ラブコメだけれど描き込まれた背景、衣服等々のお陰でリアリティのある王道物語に。主人公達が酔いすぎていないのも好感が持てる。ただ、だんだん画力が上がるせいで後に出てきたキャラほど美人になり、結果として主人公の美人設定が霞んでいくのが惜しい。ある意味リアルな美人具合ではある。

太陽の黙示録かわぐちかいじ(1)〜(3)
日本が割れた!時の混乱に、どうなる!?とワクワクしながら読んでいたのだが、成長した主人公が理想主義的すぎて、少し醒めてしまった。いや、主人公が理想主義者なのは漫画の主人公だから仕方ないのだが、周りの人間があまりに簡単に主人公に感化されて"良い人"になってしまうので、青年漫画であるにも関わらずそこだけ少年漫画的なご都合主義を感じて読み進められなかった。ひょっとしたら導入部だから無理が出ただけでこの先は面白いかもしれない。でも作者ももうなかなかのお年だから少し凝り固まってる可能性も高そうだ。

まだあるけれど眠いのでまた後日。