攻殻機動隊(2)
プラネテスを読んで以降宇宙冒険ロマン漫画(少年漫画)が描きたくて仕方がなく、その設定の妄想ばかりしている。しかし何しろ時間と根性がないので描けない。春になったらきっと描く…!
「攻殻機動隊THE GHOST IN THE SHELL(2)」士郎正宗
失敗した。だいぶ前に1巻を読んだ記憶があったので2巻だけ立ち読みしたのだが、何しろ設定を忘れてしまっている上に立ち読みで急いで読むのでただでさえ難しい話がさっぱり頭に入ってこない。これは後日きちんと1,2巻を揃えて買ってそのときに改めて感想を書こうと思う。今の時点ではカラー絵がエロかったとしか言いようがない。いっそそこを語ろうかと思わなくもないが、とても長くなるだろうからやめておこう。
LINBO THE KING(1)~(3)
今日の夕飯は広島風お好み焼きだった。関東風より野菜感しっかりで個人的にはこっちのほうが好きかな。野菜が水っぽい分ソースたっぷりが美味しい。あと豚肉を小さく切るとひっくり返すとき飛び散りやすいと学んだので次は長いまましようと思う。
「LIMBO THE KING(1)~(3)」田中相
最初に表紙を見たときにBANANA FISHに近いものを感じて手に取った。少し話は逸れるが先日アニメイトかどこかの書店に行ったときBANANA FISHが棚に大きく並べられていて、ちょっと昔の漫画なのにどうしたのかと思いきやアニメ化決定したとのことで、むしろまだされていなかったのかと驚いた。てっきりされているものだとばかり思っていた。閑話休題。読んだ感想としてはやっぱりどこか似ている(パクリだとか言いたいわけではないので悪しからず)。たぶんこれもBANANA FISHも、主人公の男二人の関係性が世界の危機に直結するようなある種の『セカイ系』だからだろう。BANANA FISHでは途中から二人の関係が『守る側ー守られる(かつ支える)側』という典型的な主人公とヒロインの図式になり、せっかくメインが男二人なのに勿体無いと感じた覚えがある。LIMBO THE KINGではもう少し違った関係性が見られるといいなと思う。話は好きなので今後も読んでいきたい。ところで手術のときの服ってもっとガウンのような感じでケツは見えない気がするのだが気のせいだろうか。ケツが見えているのは作者の趣味ではないのか。いえ、別に趣味に文句をつける気はないんですけどね。
中間管理録トネガワ(1)~(2)
三が日も過ぎて今日からは世間も通常運行。盛大に寝坊してしまった。我ながら見事な正月ボケだ。
センターまであと9日だがここに来て化学がボロボロである。果たして9日でなんとかなるのか。倫政もあるというのに…
「中間管理録トネガワ(1)~(2)」協力:福本伸行 原作:萩原天晴 漫画:上原求,新井和也
このマンガがすごい1位ということで気になっていた。一応カイジシリーズのスピンオフと言いながら、主に中間管理職の苦悩に焦点を当てたギャグ漫画のようだ。"ざわ…ざわ…"やら、やたらと・・・の多いナレーションなどの福本節も炸裂しており、またこれがしょっちゅうネタにされるだけあってギャグに合っている。海老谷解雇の勢いには爆笑。
BEASTERS(1)~(6)/私の少年(1)~(4)
けもフレやズートピアが一時期ブームだったので「これは次は獣が来るか?」と思ったが、意外と流行らなかった。獣系は海外では人気が高いと聞くが日本ではあまり受け入れられないのかもしれない。見たところ男性向けよりも女性向けの方が獣受け入れの土壌はありそうに思う(マニア向けではなくて広くブームになる可能性という意味で)。
「BEASTERS(1)〜(6)」板垣巴留
以前チャンピオンに連載されていたのを1話だけ読んだことがあり、そのときは説教臭さというか理想論が鼻についてそれ以上読むのをやめたのだが、どうもたまたま読んだ回が悪かったらしい。今回一話から刊行されている分を全部読むと、以前読んだ回も含め普通に面白かった。ハルさんはなかなか少年誌で見かけないような斬新なキャラだがきちんとヒロインとして成立しているのが面白い。レゴシの態度が一貫してハルさんに対してだけ特別なのが大きいように思う。もしこれが人間のキャラなら叩く人がいそうだが、動物なのでそこまで入れ込まないというのもあるかもしれない。また、全キャラいい面悪い面がしっかり描かれており動物だけれども人間臭いドラマが展開されている。こういうのは女性に流行りそうな気がするが、この漫画がすごいオトコ編の方にランクインしているのが個人的に不思議だ。掲載誌のせいだろうか。まあ多分男女どちらが読んでも面白いと思う。
「私の少年(1)〜(4)」
人に勧められて読んだ。いかにも女性向けな感じのするやたらと背景が白くて心の声が多い系の漫画は苦手で敬遠していたのだが、これは絵も話もとても丁寧だった。(美)少年とアラサーOLが互いに抱く感情は恋というより母性愛がベースで、二人の交流を見ていると読者のこちらもとても心温まる。まさに"優しい世界"という言葉がぴったりな二人の関係に対して対照的なほど冷たい世間、思わず応援せずにはいられない。4巻で真修も中学生となり、すこーしばかり恋の割合が増えてくる。果たしてどこにたどり着くのか楽しみだ。
プラネテス/ゴールデンカムイ(12)
まずは今日読んだ漫画から
「プラネテス」幸村誠
個人的にこういうちょっと古めの線が均一なタイプの絵柄は大好物だ。全体としてのストーリーもあるけれど基本的に一話ごとで完結しているので続きが気になって読み進めてしまうタイプの漫画ではない。にも関わらず、キャラクター一人一人が魅力的でつい一気に読んでしまった(特にフィーさんは見た目も中身もどストライク)。序盤はSFかなと思いつつ読んでいたのだが、まさに田名辺愛ちゃんが出てきたあたりから『愛』というテーマが一気に表に出てきて引き付けられた。普通にやったらちょっとクサくなりそうなところを、そこは壮大でロマンチックな宇宙が背景にあることで恥ずかしくなることなく素直に読むことができる。宇宙船乗りという設定も絶妙で、常に死の影が後ろに付き纏う上に家族とは長い間離れなければならないというのは愛を語るのにぴったりだ。また、前半主人公が自由を求めて孤独に走る気持ちも浪人で自由のない今特に共感できた(浪人生が漫画読むなよというツッコミは受け付けません)。
先日読んだ漫画
「ゴールデンカムイ(12)」野田サトル
この巻はまた濃いですね…初っ端姉畑支遁が出てきてウコチャヌプコロしたかと思えば、バッタが飛んできてからのラッコ鍋、からの唐突な男湯見開き、からの全裸バトル開始…週刊で追ってたときから濃いとは思っていたが単行本でまとめて読むのがこんなに濃いとは思わなかった。実にお腹いっぱい。まだ2巻以降を揃えられていないのだがこの巻だけでもいいような気がしてくるほどの満足感だった。
図書館戦LOVE&WAR(1)/エマ/太陽の黙示録
最近漫画を読みすぎて何を読んだか把握しきれなくなってきたので、今後はここに書き留めていこうと思う。ちょうど新年で区切りもいい。三日坊主にならないことを祈るのみ。
今日読んだわけではないけれども最近読んで覚えているものをとりあえず。
「図書館戦争 LOVE&WAR (1)」弓きいろ
あっっっっまい。久しぶりにこんなに甘いものを食べたので消化不良を起こした。なんというか砂糖甘い。アメリカのお菓子レベルの糖度に胃が受け付けず。美味しくないわけではないんだけどなあ…甘すぎてなあ…
「エマ」森薫
こちらは上品に甘い。ものとしてはベタベタの身分差ラブコメだけれど描き込まれた背景、衣服等々のお陰でリアリティのある王道物語に。主人公達が酔いすぎていないのも好感が持てる。ただ、だんだん画力が上がるせいで後に出てきたキャラほど美人になり、結果として主人公の美人設定が霞んでいくのが惜しい。ある意味リアルな美人具合ではある。
「太陽の黙示録」かわぐちかいじ(1)〜(3)
日本が割れた!時の混乱に、どうなる!?とワクワクしながら読んでいたのだが、成長した主人公が理想主義的すぎて、少し醒めてしまった。いや、主人公が理想主義者なのは漫画の主人公だから仕方ないのだが、周りの人間があまりに簡単に主人公に感化されて"良い人"になってしまうので、青年漫画であるにも関わらずそこだけ少年漫画的なご都合主義を感じて読み進められなかった。ひょっとしたら導入部だから無理が出ただけでこの先は面白いかもしれない。でも作者ももうなかなかのお年だから少し凝り固まってる可能性も高そうだ。
まだあるけれど眠いのでまた後日。